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在留邦人の皆様へ

  イスラエル人少年3名及びパレスチナ人少年の誘拐殺人にかかる情勢の悪化

平成26年7月7日
在イスラエル日本国大使館
 
1. ヨルダン川西岸(ヘブロン近郊のグッシュ・エツィオン入植地近くの交差点)において、6月12日に誘拐さ
  れたイスラエル人学生3名が6月30日遺体で発見されました。
   この間、イスラエル側の徹底した捜索活動が実施され、パレスチナ側の発表によれば、その過程で6名のパレ
  スチナ人が死亡し、470名以上が拘束されました。更に、7月2日、16歳のアラブ人少年の遺体が西エルサ
  レムの森中で発見され、6日には容疑者とされる6名が逮捕されました。こうした状況の下、西岸地区、ガザ地
  区に加え、イスラエルの各地でデモ行動や暴力行為を含む、民族間の緊張の高まりが生じています。

2. ロケット弾及び迫撃砲弾が、イスラエル領内に飛来する状況も生じています。6月末以降、ガザ地区より
  135発以上が、先週末だけでも29発の攻撃があった旨報じられています。着弾地の多くは、シャール・ハネ
  ゲブ、エシュコル、スドット・ネゲブ及びオファキム等のガザ地区東部に隣接する概ね10km内外にある人口
  の密集していない行政区域ではありますが、一昨日にはベエル・シェバ市内にも着弾した旨が報じられておりま
  す。

3. 今後の情勢につきましては、常に最新の公開情報の入手に努めるとともに、不測の事態に巻き込まれないよう
  安全確保に十分注意を払って頂くようお願い致します。

4. ロケット弾攻撃に際しての対応について、イスラエル民間防衛軍は、以下の案内を発出しており、ラジオ等で
  も案内していますので参考にしてください。

   サイレンが鳴る場合、或いは爆発音が聞こえる場合、対応できる時間(以下URL参照)に従い、以下の通り
  防護の体制を取ってください:

   ○建物内にいる場合:退避できる時間の長さに従い、安全が確保できると思われる場所、シェルター、(厚い
    コンクリートの壁と鉄の扉等により)強化されたセキュリティー・ルームに入り、ドア、窓を閉じる。

   ○建物の外にいる場合:退避できる時間の長さに従い、最寄りの建物に入る。近くに建物、遮蔽物、シェルタ
    ーがない場合、或いは、オープン・スペースにいる場合、地面に伏せ、頭部を手で保護する。

   ○運転中の場合:道路の脇に停車の上、車外に出て、最寄りの建物・シェルターに入る。建物・遮蔽物・シェ
    ルターへ行けない場合、車外に出て、地面に伏せ、頭部を手で保護する。車外に出られない場合、道路の脇
    に停車の上、10分間待つ。

   ○保護スペース、シェルター、補強されたセキュリティー・ルームのない4階建て以上のビルの最上階に居住
    する場合には、2階降りる。

   ○保護スペース、シェルター、補強されたセキュリティー・ルームのない3階建てのビルの最上階に居住する
    場合には、1階降りる。

   ○市民は、爆発物やその破片による危険を避けるため、ビルの出入り口付近に留まらない。

   ○特に指示がない場合には、10分後に保護スペースから出てもよい。

   ○不審物やロケットを見かけた場合には近づかないことが重要であり、こうした際に周囲に物見高い見物人が
    いる場合、近づかないように呼び掛け、警察に通報する。

   ○メディアが発信する指示を継続的に確認する。

   民間防衛軍:
   Home Front Command (Pikud Ha'Oref) website: www.oref.org.il
   Contact the Information Center of HFC by phone: 104

   地域別警告時間:www.oref.org.il/1096-en/Pakar.aspx
   

在イスラエル日本国大使館 領事部
Tel: +972-(0)3-695-7292
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